焼き板風のお家のお悩み

お客様の悩み

築10年を過ぎた辺りから、板の劣化が気になり、塗装をしなければ家の寿命も早まり、先延ばしにしても焼き板張り替え等の大規模な改修になると凄い金額になると悩んでいました。

お悩み写真

実際の劣化具合
実際の劣化具合 / アップ

外壁調査の結果

焼き板風の外壁木材は、全て腐食、害虫から板を守る為、表面にオイルを染み込ませる塗装方法を行なっています。しかしこのオイルは永久的な効果があるわけではなく、5年程度で表面のオイル層が薄くなり木肌が露出するようになります。その為正しい木部のメンテナンス周期は5年と昔から言われていました。

今回は、10年以上経過した状態である為、木肌の露出、一部白く腐食が進んでいる状態です。そこで、痛みが酷い部分には白木戻し材を使い塗装しやすい状態までアンチエイジング処理を行なっています。
その上からオスモのウッドステインプロテクターを使い、今できる塗装の中で最高の仕上げをさせていただきました。

こんな工事しました / 外壁塗装編

1回目の塗装オスモウッドリバイバージェル
2回目の塗装ウッドステインプロテクター
3回目の塗装ウッドステインプロテクター
STEP
ケレン作業〜オスモリバイバージェル
シダブラシケレン

シダブラシなどを使い全ての板を手でケレン(磨き)をかけていきました。表面の劣化したオイル塗膜を薄くする目的、新しいオイルの染み込みをよくする目的となります。

ジェル処理
オスモリバイバージェル処理
ジェル処理の写真
上半分がジェル処理をした状態/ 下半分がジェル処理前

痛みが強い部分にはケレン+オスモリバイバージェルで塗装しやすい状態まで下地調節を行いました。

STEP
1回目の塗装 / オスモウッドステインプロテクター
塗装処理写真
あえて刷毛塗装を行います
経過写真
塗装経過写真

安価な業者などは、全てローラーで塗装を行いますが、私たちは大量のオイルを使い長持ちさせる為、全て刷毛の手作業で時間をかけてオイルを染み込ませていきます。

STEP
2回目の塗装 / オスモウッドステインプロテクター

オスモウッドステインプロテクターを更に手作業で重ねます。より木の奥まで浸透され長持ちへと繋がっていきます。

まとめ

塗装後の木は水を弾くくらい油成分がたっぷりとなります

ウッドステインプロテクターは様々なオイル材の中でも食物油が多く、今あるオイル材の中でも一番長持ちすると言われています。また、他のオイルとは違い水を弾くほどの潤いを木にもたらしてもくれます。

まとめ

焼き板風の家にキシラデコールが使われていた一昔前とは違い、オイル材も日々進化しています。特にこのウッドステインプロテクターに関しては非常に優秀な材料であり、お客様の満足度も高い工事となります。焼き板風のお家の方で、家の美観低下、木の腐食でお悩みの方はぜひお考えいただいても損はしないメンテナンスかと思います。

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