スレート屋根の悩み

お客様の悩み

今回は企業様の倉庫メンテナンスの悩みとなります。古くなったスレート屋根を新しく交換しようと計画していたのですが、現在のスレート素材が非常に脆く10年程の寿命でなおかつ処分費に莫大な費用がかかることを知り、どうにか今のスレート屋根をコストを抑えて利用したいと考えていたそうです。そこで塗装メンテナンスを考えるようになりました。

お悩み写真

実際の劣化具合

外壁調査の結果

築30年以上経過していますが、今より昔のスレートには現在では禁止されている石綿が採用されており(製造過程に問題がある為現在は禁止素材)、非常に強い材質です。そこで今ある素材を生かし、より強度が強まる塗装工程をご提案させていただきました。

こんな工事しました

1回目の塗装ハイパーシーラーエポ
2回目の塗装(特殊塗装)ハイパーシーラーエポ
3回目の塗装パーフェクトベスト
4回目の塗装パーフェクトベスト

古くなったスレートを補強し、一年でも長く倉庫をお使いできるように、通常3回塗の屋根塗装の工程を4回に変えご提案させていただきました。

STEP
高圧洗浄作業〜下塗2工程
下塗作業中

ハイパーシーラーエポって?
二液型の下塗材で、光触媒コーティングや無機系コーティングの上からでも付着できる特殊材料。また浸透し硬化することで、素材を少しでも固く補強できる。この2つの性質を利用し脆くなっているスレート屋根の補強をおこなことで、長持ちへの対策をしています。

シーラーが2工程終えた写真

表面の艶感が自分達の納得できる艶感になっているのか、吸い込みムラが出ていないのかを基準に塗布量の調節をしていきました。

STEP
パーフェクトベストでコーティング
吹付作業はせず、手作業で進めていきます
2工程の作業を終えた状況

ラジカル屋根材 パーフェクトベストで屋根のコーティングをしっかり行っていきます。

まとめ

年数の経過したスレート屋根は、単に塗るのではなく、しっかりと下地材を選定し、正しい処理を行えば、まだまだ使える屋根に生まれ変わります。もし現在スレート屋根の方で、解体、張替をご検討中の方は”屋根塗装”も一つ選択肢に入れていただいても良いかもしれません。

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