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工事日記
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2017年春
気候が気持ち良い季節。川岸での施工物件となりました。
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施工前
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施工後
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築40年の物件となりますが、さすが40年前。
和のデザインは今の時代でも魅力的です。壁に埋め込まれた木材は住宅の引き締める役割を行い、品格のあるデザインとなっています。
弊社では、このデザインを大切に守りたいと思い、和風色をベースに取り組みたいと提案させて頂きました。
和風色の理念 ブログ
四季が織り成す美しき日本の伝統 前半
四季が織り成す美しき日本の伝統 後半
夢前川沿いにある住宅地、中庭は奥様が丁寧にメンテナンスされた自慢の一つ。
私「季節になれば鳥も来てくれるし、癒されますよね。」
「 鳥のさえずりは素敵ですよ。その為に鳥が休めるよう、家を設置したんです 」
そんな会話から、思いついたのが、鶯色でした。
私「 もともと和色の選択を考えていたのですが、緑色はどうですか? 」
「 緑は大好きな色です。家のテーマ色も緑にしていて、家族皆が大好きな色なんですよ。 」
色決めの答えは、身近な出来事に落ちている事が多々あります。お客様とのコミュニケーションは大切だとあらためて実感もしました。[wc_box color=”secondary” text_align=”left”]
ところで鶯色って?
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鶯色(うぐいすいろ)とは、鶯の羽のような暗くくすんだ黄緑色のことです。江戸時代からの色名ですが、当時は茶系が流行色であったため、鶯色を茶色がからせた『鶯茶 うぐいすちゃ』のほうが粋な色として人気があり、単に「鶯 うぐいす」といえば『鶯茶』を指していました。鶯色が一般に認められるようになったのは明治後期に流行色となってからです。
知っている人も多いと思いますが、一般的に黒みがかかった黄緑色を鶯色と呼びます。外壁工事の場合面積効により緑色が、やや色あせて見えてしまう為、そのままの鶯色を塗れば少し品が下がって見える場合があります。
その為、少し明るい緑色を選択する事で、天気の良い日は鮮やかに気持ちの良い緑色。天気が曇りの時は黄色が引き立ち、落ち着いた緑色に見えるように備調節をしての施工となりました。
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この配色には、お家の方も絶賛となり、近隣の方からもお褒めの言葉を頂きました。
年配の方からは、
「久しぶりに、この配色を見たな。昔は和風の家には、鶯色とか良く使ってたのに、最近は黄色とか、白が多くなったやろ?良い色で見てて気持ちが良いわ。」
との声も。
外壁塗装工事の専門店として、この様な言葉を頂けるのは、最高にありがたい事です。色の知識や、こだわりも無く、ただ単に色を塗るだけの業者が増え、金額も下がる始末。昔ながらの塗装工事そのものが薄れようとしている時代。
そんな時代だからこそ、品質を下げず、60年の伝統をこれからも守り姫路地域の皆様を中心に”本当の外壁塗装”を伝えていけたらと一歩踏み出す私であります。
↑最後に感謝のお手紙と、お土産にと、、ペンキ屋さんのカエルの置物を頂きました。
O様、M様。
この度はありがとうございました。
感謝しております。
営業担当 : 船本 浩太