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私は日々の営業の中で、沢山のお客様の声を聞いてきました。その中でも極めて悪質な業者の手口を多くの方に知ってもらおうと、実話を元にこの闇ブログを書いています。
前回の外壁塗装の闇 : ポータブルサイトの闇〜入口では、サイトのシステムから生まれる闇への入口について書いています。(まだの方はコチラをタップ)
今回は、前回の続きで業者編となります。
登録業者の実態
実際にあった話1
2016〜2017年頃に弊社の競合相手で、常にお客様の印象が良かったU社。U社の特徴は
1.長期保証サービス
2.完全自社施工
3.工事写真サービス
といった、サービス面に充実している印象であった。
特に、U社から出てくる見積金額は飛び抜けており、この結果受注率が非常に高かった。
しかし2021年、このU社は存在していない。
2017年頃、姫路市内の住宅で問題が発覚。その内容はフッ素塗料の空缶に、安価のウレタン塗料を入れ、偽装して施工していた。という、とんでもない実態であった。
実際にあった話2
現在も活動しているA社。
看板には大きく国家資格の職人が施工します。と掲載。
弊社は、職人を通じて、この会社の実態を聞き出す事に成功。ポータブルサイトから格安で仕事を受注。全て下請けの塗装店に発注。
もちろん、上記の工事方針は会社の考え方である為問題はない。しかし依頼している塗装店の職人は、資格など持っていない。
受注の為には、平気で嘘を付く。価格競争の果てに起きている実態である。
安い=高品質は不可能
ポータブルサイトの良さは、ボタン一つで相見積もりが可能なシステム。しかし、結果は競争下の中で、生まれる価格競争。
ここでしっかりと確認して欲しい事は、安い=高品質
には必ずならないという事である。
私が過去を振り返り、価格も安く、サービスもどこよりも充実している会社程、あまり良い噂を聞いた事がない。
真剣に外壁と向き合い提案している会社が離れ、パフォーマンスだけの会社が残る。これがポータブルサイトの現状である。
次回はポータブルサイトの運営側の闇を暴露したいと思います。