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私は日々の営業の中で、沢山のお客様の声を聞いてきました。その中でも極めて悪質な外壁業者の被害に合われた方、合いかけた方に取材を行い、実話を元にこの闇ブログを書いています。
今回は、姫路市に在住のO様に取材を行い、3年前の外壁塗装工事後に被害に合われた話をまとめています。
◆ 2015年4月
とある個人塗装店に外壁塗装を依頼。
【 依頼前 】
同時期に一度他店で相見積もりを行う。二つの見積もりを比べ全体に安い塗装店を選んだ。
口頭での依頼で契約はしなかった。
◆ 2015年5月。
工事が無事完了。
◆ 2018年5月
問題を見つける。
目地のコーキング部分に亀裂があるのを発見。特定を防ぐ為一部の写真のみ公開。
◆ 2018年5月
すぐに業者を呼び、これが普通の事なのかを問う。業者の返答は住宅の構造や、立地により痛みが変わるので問題ない。
治す気は一切なく、むしろ工事をするならお金が必要だと言う。
◆ 2018年8月
近くで工事をしていた弊社の職人にO様が声を掛ける。担当が確認を行うが契約が無い状況なので、どうしようも出来ない事を告げる。念の為当時の見積もりを見せてもらう。
闇ファイル公開
闇ファイル : 業者特定を防ぐ為、モザイク処理
見積もりのコーキング欄には、シール増し打ち一式5万円と記載。
コーキング工事は
目地 : 撤去後打ち替え
窓 : 撤去or増し打ち
しっかりとした作業を行えば、4日工事+3日間乾燥が普通であり、工事金額は20万円〜30万円が相場となってくる。
実際この個人塗装店のコーキングを確認した所、ヒビ割れの入っている箇所にアクリルコーキングを擦り込んだ完璧な手抜き工事だった。
一式の闇
価格競争の激しい現在に、目先の仕事を欲し、安く演出する見積もりは今も溢れています。素人だから分からない。を理由に用いる一式の闇。異常な安さには裏が必ずあります。契約すら無いO様は、結局どうする事も出来ず、今回弊社で打ち替えの依頼を頼まれました。
今回の闇。実際弊社も相見積もりの際、この手口の業者を多く見かけます。結果は見えているのですが、予算も大切なお客様には響かないのも悲しい現実です。今記事を読んでいるアナタにも、今日闇は訪れるかもしれません。人は闇と隣り合わせなのです。ククククククッ。
次回の闇は、アナタのお家かもしれません。