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私は日々の営業の中で、沢山のお客様の声を聞いてきました。その中でも極めて悪質な外壁業者の被害に合われた方、合いかけた方に取材を行い、実話を元にこの闇ブログを書いています。
今回は、姫路市に在住のB様に取材を行い、外壁塗装の契約に至った話をまとめています。
B様は、現在姫路市内でも良く目にする、飛び込み会社A社(会社名は伏せます。)と2018年6月頃、契約を結ぶ事となりました。(現在、契約解除)
ある日A社はB様の住宅に訪問し、外壁塗装の提案をしてきます。
築5年だったB様は外壁の知識が無く、将来の為にと思い見積もりを取る事にしました。
このA社は後日改めて訪問し、見積もりの提案を行います。モデルを探している等の熱弁を行い、シリコンなどの見積もりと同時に、一つの壁材を推薦してきました。
セラミックス吹付
セラミックとは陶器(お茶碗)と同じでヒビ割れに強く、色褪せという概念がない。
「 これを使えば一生塗装をしなくても良い 」
「 40年も耐久性がある 」
などの提案を行ってきたそうです。実際築5年で塗装なんて聞いた事も無いが、なるべく将来住宅にお金をかけたくないと思い、家族に相談し
” 一生塗装しなくて良いのなら、今が良いだろう “
と思い契約に至ったのです。
セラミックス吹付の闇
1.永久にもたない
セラミックス材は確かに色褪せの概念がなく、セラミックスだけだと永久的に長持ちするのだと思います。しかし、セラミック自体は石材であり壁にくっつく事は出来ない。そこでセラミックスにクリヤー樹脂を配合し、壁から剥がれない”塗料”としています。実はこのクリヤー樹脂に耐久性(寿命)があり、平均13年程度で再塗装が必要となるのです。
2.サイディングに不向き
いくら弾力があるセラミックスでも、サイディングのコーキング材、ムーブメントには相性が良くありません。写真はB様以外にも被害に合われた方の写真となりますが、年数が経過すればこのような症例が。
↑ 姫路市在住N様の住宅 / 塗装後3年でこの結果。
今回の闇。嘘の様な話ですが実際多くの方が一生長持ちする。と言われ契約に至っています。今記事を読んでいるアナタにも、今日闇は訪れるかもしれません。人は闇と隣り合わせなのです。ククククククッ。
次回はアナタのお家かも。。