こんにちは。
営業担当の船本です。
これから梅雨の季節になり、雨漏が不安と思われる方も多いです。
また、今雨漏がしている方もいるんじゃないでしょうか?
雨漏が起きた場合一番に考えられるのが瓦。
その次に外壁。
今回は、2月に施工を行った写真を用いりながら、雨漏の場合でも特に多い瓦の問題に触れてみたいと思います。
■ 瓦の雨漏の原因
粘度瓦の場合、単に寿命の場合もありますが、寒い季節に起こる凍害により、瓦が破損する。鉄釘の使用により、錆が原因で膨張。その結果ひび割れを起こし雨漏へと繋がり、釘穴を通じて雨漏へと繋がる。ルーフィングが破れて雨漏へと繋がる等原因は様々です。
写真では、いたる所でひび割れが起きているのが確認できます。
このような割れ方は鉄釘の錆 が原因となるケースがほとんどです。
↑釘の部分にひび割れが発生してるのが確認できます。
雨漏の場所が一ヶ所等の場合、このひび割れが原因で浸水し雨漏となるケースがほとんどですが、お家のいたる部分で雨漏がある場合は、棟部が原因となる可能性も十分考えられます。
↑棟部をめくれば、雨染みや、土が水で流された原因が確認できます。
このA様の場合は、瓦のヒビ割れ+棟部の浸水が原因により、2Fのいたる所で雨漏が確認できていたのです。
本来、ここまでの状況なら瓦の葺き替えを提案するのが一番安心なのですが、瓦の葺き替えは100万円を軽く超える工事になります。
その為、予算を確認しながら相談し、赤外線レーダー等を用いり、細部まで瓦をめくり、点検しました。
そして、棟部のみの工事のご提案により、施工を行わせて頂いています
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雨漏改善!工事の流れ
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1.棟部に新たな土を設置。( のし瓦が崩れない為の大切な役割を果たしています。 )
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2.端部から丁寧に瓦を配置
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3.通気性の高い漆喰をのし瓦との間に入れながら、瓦を積み上げます。
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4.漆喰を施工した後の写真
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5.壁際の場合は、漆喰をしっかり詰め込む
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6.鬼部にも漆喰を詰め込む
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7.面戸にも漆喰を施工。瓦は旧瓦を使用しています。
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8.のし瓦の角度を点検し完成
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一部の葺き替え工事の場合、瓦は旧瓦を使用するケースがほとんどです。
ちなみに、このような一部の原因を特定出来た場合は、金額は50万円〜100万円と、お得な工事となっています。
肝心の雨漏はと言えば、、、、、
施工日より3ヶ月の今。
今年は4月では、かなり雨も多くスコールや、雷雨等も経験しています。通常の降水量でも雨漏が起きていた過去に比べ、今の所一切の雨漏の確認が出来ていません。
これにはお客様も大満足となりました。
これで梅雨でも安心して頂けるお約束を致します 。
営業担当 : 船本 浩太