屋根塗装は何年持つのか?遮熱で長持ちするのは本当?〜 Part1 〜

「 弊社の見積もりしている屋根材は、フッ素ですので、15年以上の耐久性が見込まれます。 」

姫路市内で外壁工事で営業を行なっていれば、この様な言葉を耳にする事があります。実際壁材のカタログには、フッ素樹脂塗料の耐久年数が記載されており、そこには15年前後とも書かれております。

「 遮熱効果もありますので、通常のシリコン塗料よりも長持ち致します。 」

もしかしたら、この様な言葉も聞いた事があるかもれません。屋根塗装のフッ素は15年持つの?遮熱だから通常よりも長持ちするの?本日は、皆さんが気にしている屋根塗装工事の真意ついて解説したいと思います。

屋根塗装のフッ素は15年も長持ちするのか?

まず、外壁材の全ては樹脂成分の配合によって耐久性が変動します。細かく区分すれば年数は変動しますが、一般的な知識を書けば

アクリル樹脂 : 5年前後
ウレタン樹脂 : 8年前後
シリコン樹脂 : 10年前後
フッ素樹脂 : 15年前後

※目安ですので、建物の立地条件、日当たりにより変動はします。

と樹脂成分により、耐久性に違いが出てきます。もちろん長持ちする材料を使用する事で、金額もそれに伴い高額になってきます。実際大手塗料メーカーのsk化研のWEBを見ていただくと、各材料の説明欄に耐久性表記も出ています。しかし、これは壁材に使用した時の条件であり、屋根材での条件ではありません。そこで、弊社も真相を知る為に、大手外壁塗料メーカー2社(日本ペイント、sk化研)の相談室に電話をする事にしてみました。

フナモ
屋根塗装材のフッ素も、耐久年数15年程度持つのでしょうか?

材料メーカー
確かにフッ素材に関しては15年程度の耐久性は期待出来ると思います。

やはり、屋根材も壁材も同じなのか。。。と思っていたら。

材料メーカー
しかし、外壁材は立地の条件に応じて変化があります。確かにフッ素樹脂材ですので、通常の塗料に比べれば耐久性は高いです。しかし屋根の場合常に強い日差しを受けていますので、私共も屋根に関しては15年という数値の表現が出来ないのです。

フナモ
では、お客様に説明する時はどのように説明をすれば良いのですか?

材料メーカー
どの外壁メーカーも屋根に関しては、壁の1/2程度の耐久性しか望めないと言っています。

フナモ
では、屋根材で15年以上持つとは嘘になるのでしょうか?

材料メーカー
そうですね。壁とは違いますので、少し飛躍した意見になりますね。

この後、他店のメーカーにも問い合わせた所、同じ意見が帰ってきました。つまり屋根に関してはおおよその目安であるものの、壁材の1/2程度の耐久年数程度になる事をぜひ覚えて下さい。

壁の耐久年数

ウレタン樹脂 : 8年前後
シリコン樹脂 : 10年前後
フッ素樹脂 : 15年前後

屋根の耐久年数

ウレタン樹脂 : 4〜6年程度
シリコン樹脂 : 5〜7年程度
フッ素樹脂 : 7年〜10年程度

ただし、この耐久性の目安とは、艶飛び、退色、の症状が起きる時期の目安であり、上記の年数が過ぎたからと言って雨漏り等の問題が起きる事ではありません。なので人によっては美観を気にしない。と考える人もいますので、15年間何もしない状態の方も多くいます。
しかし、
艶飛び、退色の状態が長く続けば、セメント系瓦の場合、素材の吸水、乾燥の繰り返しにより、ヒビ割れを起こし、雨漏りにも繋がる可能性も出てきます。

自己責任となりますが、カラーベスト、セメント系瓦の方は、必ずメンテナンスが必要な瓦ですので、10年以上過ぎたら各業者さんに、一度点検をしてもらう事をオススメします。

Part2へ続く

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