色によって遠近感が変わる?「進出色」と「後退色」を組み合わせたデザイン3

前回、進出色と後退色の対比によって生まれる凹凸感のある立体的なデザインについて解説しました。
明度の高い進出色と明度の低い後退色の対比はデザインの基本的な組み合わせのひとつでもあります。
外壁デザインにおいては物理的な立体要素も取り入れることが可能ですが、多くの場合サイディングの利用や増築などが必要になり気楽に行うことが出来ません。
色の使い分けだけでこのような立体感を得られるのなら是非取り入れていきたいですね。
今回は色の使い分けによる立体感の出し方と注意点についてより詳しく見ていきたいと思います!

・「進出色」と「後退色」による立体デザインとは
前回の記事でご紹介したように、進出色のより近く見えるという特徴と後退色のより奥まって見えるという特徴を組み合わせて立体感を生み出すという手法が基本的な考え方となります。
進出色の背景に後退色のアクセントを用いることで凹的な印象を与えることができるということでしたね。
もちろん、後退色の背景に進出色のアクセントを用いて凸的な印象のデザインを行うことも可能です。

・色の使い分けで立体感を出すには「比率」や「前後」に注意!
色の使い分けを行うことで印象の差を作り出すことが可能にはなりますが、デザイン上で印象を受けるのは「色」だけではありません。
色の面積の広さや、物理的な凹凸にも注意する必要があります。
面積が狭い部分に塗られた色は当然印象としては薄くなってしまいますし、物理的に凹凸のある部分に進出色を用いることで逆に「平面的」に見えてしまうということもあるためです。
また、凹部分は影になりやすく、明度が落ちて見えることが多いということも注意すべき点のひとつ。
実際に色の対比を行う場面を想定してデザインを行うことが重要です!

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