外壁塗装3度塗について

“ペンキ”という言葉を聞くと” 臭い ”が連想される方も多いと思います。

そもそも何故臭いがするかというと、昔住宅に塗装する材料は基本”溶剤”
つまり、シンナーを薄め液として仕様する材料ばかりでした。

ペンキには、溶剤、そして水性とこの2つに分かれます。
昔は、この溶剤塗料が主流であり、住宅を塗替えているお家は全て”臭い”の問題が絶えずあったのです。

現在も溶剤塗料の仕様は行います。( 屋根、樋、鉄部等は必ずと言っていい程 )
しかし、メーカーも技術が進み、溶剤塗料よりも近年、水性塗料に力を入れるようになりました。

水性塗料の良い所は、なんと言っても臭いの核である、シンナーが一切入っておらず、
文字通り”低臭”となっています。

話は変わり、広告、ネット等では、外壁塗装は3度塗!
なんて言葉聞いた事あると思いますが、実は水性塗料が主流になっているから出る言葉なのです。

3度塗の言葉を詳しく書けば、

下塗( 既存壁との密着を高める )、中塗( 上塗材を一回塗 )、上塗( 上塗材をもう一回塗 )

とこの3つに分かれます。
中塗材、上塗材は“同じ塗料”つまり、シリコン材2回塗、ウレタン材2回塗となります。

2回塗の理由はさまざまであり。
■ 壁は凹凸に、塗り忘れの無いように塗る事、
■ 2回塗る事で、塗り厚を付ける
■ 色ムラを無くす為

等があげられます。
中でも■ 2回塗る事で、塗り厚を付ける理由が一番大切であり
塗り厚を付けなければ、メーカーが表記している耐久性におよばなくなるのです。
外壁塗装における”悪質”とは下塗りしなかったり、上塗材を1回しか塗らなかったりする事を指しています。

しかし、2度塗が全て間違っているとは言えない事も少し頭の端っこに置いて下さい。
最初に3度塗は水性塗料が主流になって出てきた言葉と言いましたが
溶剤塗料は水性塗料と比べると密着性、浸透性が高く、外壁の状態によりますが、
下地処理( 密着を高める )不要で塗装を行う事も可能です。

例えば、サイディングのクリア仕上の場合、上塗2回が標準の仕様であったり、モニエル瓦専用塗料は下塗不要材であったりと、2度塗が必要の材料があるのです。
しかし、これを言ってしまえば、結局何が正しいの?
と困ってしまう方もいると思いますが、どの水性塗料も溶剤塗料も、

“壁” “屋根”を塗装する材料全て
上塗材はメーカーの出している耐久性を満たす為に2回塗。
と覚えていたら大丈夫です。
下塗一回、上塗1回の工法は、手抜き工事
となってくるのです。