ラジカル塗料って何?

今回は、最近使われはじめたラジカル塗料について紹介します。

パーフェクトトップ

↑代表的なのが、日本ペイントから出ている【パーフェクトトップ】

ラジカル塗料とは、最近人気が出ている塗料の一つです。
この塗料は、ラジカルと呼ばれる紫外線や酸素、水などの劣化要因の影響を受けにくくした塗料のことで、塗膜が劣化しにくい状態を保ってくれます。

では、ラジカル塗料にはどのような成分が含まれているのでしょうか。

1つ目は、高耐候酸化チタンです。
酸化チタンはラジカルを発生させる成分なのですが、高耐候酸化チタンはラジカルバリアというラジカルを外に出させない性質を持っています。
2つ目は、光安定剤です。
これは、発生したラジカルを捕まえてラジカルの働きを抑える役目を持っているもので、ラジカルの発散を抑えることができるようになっています。

簡単にまとめれば、耐久性が高く、高耐候酸化チタンにより、チョーキング現象を起こしにくくする材料なのです。

今注目されている理由は、このチョーキング現象が起きにくい点です。
チョーキングとは、新築から10年以上経過すれば必ず起きてくる、壁が白くなる現象。
これは、塗料の中に含まれている、顔料成分が表面に露出し始めると起きる事であり、
簡単に見つける方法では壁を触ると手が白くなります。

チョーキング
↑チョーキング劣化を見分ける方法(2016/10/15)

弊社では、このポイントに着眼しています。
色とは色あせが必ず起こるモノであり、色あせが原因でせっかく奇麗に仕上げた”色”が、かなり風化して見える。
白い色なら、多少の白さが出てきても壁を触らない限り解らないと思います。
ただ、濃い色は、白さが増す度に、汚く見えてしまいます。
濃い色を選ぶ方は一番気にする点でもあります。
しかし、このラジカル塗料の効果を利用すれば、チョーキング現象を”なるべく抑える”
つまり、通常の塗料に比べると、濃い色でも色あせが目立ちにくくなり美観が持続する事になるのです。

弊社では、この事を理由に、お客様とのコミュニケーションを取りながら、色の相談の際に助言したり等工夫をしています。

もし濃い色で塗装を考えたい方には向いている材料かと思います。